突然の腰痛…3ヵ月前の○○が原因かも!?⠀
今回はCさんからのお悩みです。
『突然腰痛が出てきました。3ヵ月前ぐらいに尻もちをついたのでそれが原因かもと思ったんですけど、病院とか整骨院ではあんまりそのことを取り入れてもらえなかった…』
というお悩みについてお話します。
今回は『これで改善しますよ』という話ではありませんが、
原因を理解してその先の対応法を知りたい方は自分に置き換えられることもあるのではないかと思います。
今回Cさんは尻もちを打ったあと、2週間はお尻周りが痛かったそうですが、その後は特に痛みを感じずにいました。
3ヵ月後位に急に腰痛が出てきたそうです。
腰痛といっても色々場所があり、
尻もちを打ったからといって必ず腰のあたりに出るとは限らず、足や上半身に痛みが出る場合もあります。
なぜそういうことが起こるのかというと、
・お尻を打った角度が…
・後ろに傾いている
・垂直に落ちてしまう
・上半身が横に傾いていたのか
・立っていたのかと
などが関わってきます。そして衝撃の強さによって症状の程度も変わってきます。
結果がそれぞれ違うということは、「このストレッチをやれば良い」「ここの筋肉を緩めれば良い」というのは該当しないということでもあります。
では、なぜ腰痛が起こったのかという話をしていきますと、
単純に尻もちを打ったら、そこだけのケガで済むのかというと、影響は時間差で広がっていきます。
そして、そのままそこの痛みは取れたとしても、問題がいつまでも残るというのが本当のところになるかと考えられます。
ですので、尻もち自体が、後々腰痛や背骨が痛い、坐骨神経痛、肩が痛い、首がおかしい、頭痛に繋がる…と感じる痛みや身体の変調はいくらでもあります。
シュチエーションごとに背骨が立った状態だったら、突いた衝撃が上にまでいく場合があります。
心当たりがある人はわかると思うのですが、姿勢によっては尻もちついた時に頭まで響いたという経験がある方がいると思います。そういうことがあるとそう簡単には改善されないのです。
尻もちで打った刺激が物理的に上まで突き抜けてしまうから…という関係性があるのは見過ごし辛い話ではあるのです。
「何となく腰が痛いけどなぜだろう?」と思った時に、
(今回は3ヵ月前の話で言いましたが)これが半年前とか1年前、2年前と古くなればなるほど症状がどう変化するか?というのが千差万別で、人それぞれ出るタイミングが異なっています。
「普段ストレッチやっています」「スポーツやっています」「よく歩いています」
ということで上手く尻もちの影響がかき消されていて、ちょっとした足の運びの違いや、歩いている感覚として足がちょっと外に開いているケース、あとは歩行リズムの違いなど、実は自分では全く気がついていない事などがあります。
これによって、小さな変化が少しずつ体に蓄積されていった結果、筋肉の付き方であったり、身体の傾きであったり、骨についている腱に影響が波及してしまっていくということがあります。
尻もち打ったけど「その時は痛かったけど…今は痛くない」と思わずに、危険なサインだと思って、早く何とかした方がいいと思うと良いかと思います。
実際のところ、ストレッチやマッサージ、温めるなどといったことでの解決は難いです。端的に言うと、物理的に受けた影響は、物理的にしか取り除けないと考えるとわかりやすいのかもしれません。
尻もちを打った記憶のある方で身体のなんらかの痛みで困って方は
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かず御幸整体院 院長 小林和哉